活動報告

御殿場肝友会だより

今回はC型肝炎の新薬治療についてまとめです。2015年9月から新薬によるC型肝炎の治療が始まりました。静岡県東部の二つの拠点病院では、昨年後半までに約650名を治療し、治療成績はほぼ90%でした。一方、御殿場市内のクリニックでは、31例の患者さんを治療しました。治癒率(治った人の割合)は1型89%(治らなかった2例は、次の新薬で治りました)、2型で100%でした。拠点病院でも市内のクリニックでも同じよう非常によく治ることがわかりました。
しかし、新しく治療に入る患者さんは少なくなりました。一つの拠点病院では、2015年10月に40例の治療を開始した人が、2016年11月では6例です。患者さんはいなくなったのでしょうか。そうではありません。御殿場市内の某病院では手術前や入院時に感染症の検査が行われます。2016年は62名のC型肝炎ウイルス感染者がおられました。年齢は29歳から94歳、平均72歳でした。このうち40代、70代、80代の3人が治療に入りました。そのために59人が治療を受けていないことになります。新薬を発売している会社はC型肝炎の患者さんは日本に80万人いるが、まだ60万人が治療を受けていないとみています。新薬を投与されない大きな理由は、医師です。患者さんはお医者さんにお願いして、治療を受けられるように求めてください。また、患者さんは、もっとC型肝炎に関心を持ってもらい、自分で治療につなげてください。C型肝炎は100%治る時代となりました。
御殿場肝友会相談勉強会は、毎月一回、市民会館で集まっています。今回のように、新しい情報をどんどんお知らせします。皆さん、ご自宅の近くで治療してください。どんなことでも構いません。ぜひご相談ください。お電話お待ちしています。
御殿場肝友会事務局 0550-86-0800(時之栖・荒川クリニック内)